
コンサートツアー
La freccia della dolce morte
甘い死の弓矢
君の腕の中なら、1000回死ねる
イタリア・バロック音楽の世界Vol. 3
希望、絶望、夢想、憧憬、寂寥、渇望・・・人間の持つ全ての感情がここに!
恋に飽いた4人の男が、古(いにしえ)の絃(げん)をあそび 古(いにしえ)の詩を謳う
17世紀初頭の、繊細で 時に残酷な響き――。
イタリア・シエナの貴族音楽家、クラウディオ・サラチーニ。音の移り変わりの意外性から、
「ハーモニーの宙返り」とも評される。その歌曲を中心に、モンテヴェルディ、フェッラーリ、
また当時の器楽曲をちりばめた魅惑のコンサート。
サラチーニ: 『つれないアマリッリ』
Claudio Saracini(1586 - 1630)
"Crud’Amarilli"
モンテヴェルディ:『胸に秘めたる情熱を』
Claudio Monteverdi(1567 - 1643)
"Ardo e scoprir, ahi lasso! "
フェッラーリ:『この世から消え去ってしまいたい』
Benedetto Ferrari(c. 1603 - 1681)
"Voglio di vita uscir"
カプスベルガー: トッカータ
Giovanni Giroramo Kapsperger(c. 1580 - 1651)
Toccata
フォスカリーニ: トッカータ
Giovanni Paolo Foscarini(c. 1600 - 1647)
Toccata
主催・機電工業株式会社
●Emailの問い合わせ y.ogasawara@kiden-kk.co.jp (小笠原)
公演日程
21(木) 山形 ジョンダーノホール 15時30開場 16時開演
3000円/3500円
山形県酒田市富士見町3-2-3
くろき脳神経クリニック内
℡ 0234 31 7151、090 6252 6620 黒木
22(金) 新潟 内野まちづくりセンター 18時開場 18時30開演
3000円/3500円
新潟県新潟市西区内野町413番地
℡ 025-225-0300(コンチェルト)チケットレス・要予約
協賛:新潟古楽サロン実行委員会
23(土) 桐生 有鄰館 煉瓦蔵 18時開場 18時30開演
3000円/3500円
群馬県桐生市本町2丁目6番32号
機電工業(株)℡ 017-718-1751、090-2600-0564(小笠原)
協賛 桐生信用金庫
24(日) 渋川 渋川教会 18時30開場 19時開演
3000円/3500円
群馬県渋川市渋川2220
群馬県桐生市本町2丁目6番32号
機電工業(株)℡ 017-718-1751、090-2600-0564(小笠原)
26(火) 東京 近江楽堂 18時30開場 19時開演
3000円/3500円
東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティ3F
070-5360-6678(福島)
28(木) 千葉 美浜文化ホール 2F音楽ホール 13時30開場 14時開演
3000円/3500円
千葉県千葉市美浜区真砂5-15-2
070-5360-6678(福島)
29(金) 静岡 江崎ホール 18時開場 18時30開演
2500円/3000円
静岡県静岡市葵区七間町8-20
毎日江崎ビル9階
(有)シン・ムジカ TEL 050-3712-0393
協力 (有)シン・ムジカ
30(土) 大阪 阿倍野区民センター 小ホール 18時30開場 19時開演
3000円/3500円
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118
ハレルアナミュージック(松本) 090-1898-6867
協力 (有)成英社ハレルアナミュージック
31(日) 神戸 聖愛教会 18時30開場 19時開演
3000円/3500円
兵庫県神戸市中央区生田町1-1-27
075-493-5262(笠原)
出演者名
福島康晴
笠原雅仁
高柳義生
武澤秀平
プロフィール
福島康晴 テノール
東京音楽大学大学院作曲科修了。大学院修了後バロック音楽に傾倒し、声楽を牧野正人氏に師事する。2006年よりイタリア・ミラノ市立音楽院古楽科にてルネッサンス・ポリフォニーをD.フラテッリ氏の下で学ぶ。これまでに声楽をB・M.カゾーニ、V.マンノの各氏に師事。2009年にミケランジェロ・グランチーニ(1605-60)の論文とコンサートにより最高点・褒賞付きで修了。これまでにイタリアで多くのバロックアンサンブルと共演する他、バロックオペラの出演も多い。2012年に帰国し、国内の主要な古楽団体との共演する一方で、自らエクス・ノーヴォ室内合唱団を組織し指揮活動も精力的に行っている。2014年に発売されたA.ステッファーニ《2声のための室内カンタータ集》ではテノールとして参加。
笠原雅仁 テノール、コルネット、バロックギター、テオルボ
武蔵野音楽大学声楽科にて宮本昭太氏に師事。同大学卒業後は有村祐輔氏のもとで声楽、古典音楽理論を学んだ後、1998年に渡英。ロンドンの英国王立音楽大学、大学院古楽科にてN.ロジャース、S.ロバーツの各氏に声楽を、J.リンドベルイ氏にリュートを師事。2002年より仏国のパリ市高等音楽院古楽科にてコルネットをJ.テュベリ氏に師事。2007年にディプロマを取得し、卒業。アンサンブル「エリマ」、「カンパニー・オートルムズュール」など、フランス内外の主要なバロックオーケストラやアンサンブル等と共演、またCDやラジオ・フランス、BBCの為の録音に参加する等、特に初期バロック音楽の専門家として国内外で活躍中。近年には舞台劇「メアリー・ステュアート」(ダーチャ・マライーニ作)にはリュート奏者として出演するなど、様々な分野での活動を拡げている。「アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ」主宰。
高柳義生 バロックギター、テオルボ
国立音楽大学声楽科卒業。東京で歌手として活動の後、渡英。帰国後、リュート奏者・歌手として活躍。2003 年より文化庁在外派遣員としてドイツのフランクフルト国立音楽大学・リュート科へ留学。野村財団、DAAD 等の奨学金を得、卒業。現在ドイツ・オッフェンバッハ在住。各種リュート、テオルボ、バロックギターのソロ、通奏低音奏者として、ドイツを中心としたヨーロッパ各地のコンサート、CD 録音、ラジオ等に出演。北ドイツ放送交響楽団、フリオ・ザナージ、ガブリエル・ガリード、ヨス・ファン・フェルトホーフェンらと共演。リュートをジェイコブ・ヘリングマン、水戸茂雄、今村泰典の各氏に。声楽を梶山博、長井則文、ニコラス・クラプトンの各氏に師事。中世・ルネサンス音楽をモリース・ファン・リースハウト氏に師事。
武澤秀平 ヴィオラ・ダ・ガンバ、 リローネ
チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学器楽科チェロ専攻卒業。同声会賞受賞。 2006年〜2013年新日本フィルハーモニー交響楽団チェロ フォアシュピーラー。 チェロを崎野敏明、三木敬之、菊地知也、山崎伸子の各氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏氏に師事。 2015年から2018年までデン・ハーグ王立音楽院にてヒストリカルチェロをルシア・スヴァルツ、ヤープ・テル・リンデンの両氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・デア・フェルデン、フィリップ・ピエルロの各氏に師事。 これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、クラシカル・プレイヤーズ・東京、オランダ・バッハ協会等のチェロ奏者を歴任。ザ・ロイヤルコンソートメンバー。2015年まで桐朋学園大学古楽器科非常勤講師。現在はフリーランス奏者として多方面で活動中